ただ眠らせている余剰資金、そのままにしておくのはもったいない。
銀行や国内の金融機関に置いていても、利息はほとんどつかない。でも、置く場所を少し変えるだけで、年率5.5%、条件が揃えば最大11.5%の利回りを受け取ることができる。
その方法が、USDT(1枚が常に1ドルに連動するよう設計された仮想通貨)をNEXOという海外プラットフォームに預けることだ。ビットコインのように価格が大きく動くわけではないので、仮想通貨に不慣れな方でも取り組みやすい。
私自身もNEXOにUSDTを預けており、毎日少しずつ利回りを受け取っている。この記事に書いた内容は、実際の運用経験をもとにしている。
この記事では、NEXOの使い方を日本語で解説する。口座開設から入金、利回りを受け取るまでの全手順を説明する。日本人には少し独特な入金ルートがあるので、そこも含めて丁寧に書いた。
NEXOとは
NEXOは、仮想通貨を預けることで利息を受け取れるプラットフォームだ。2018年に設立された。
最大の特徴は、ステーブルコイン(USDTなど)に対する利回りの高さだ。国内の銀行預金と比べると別次元の数字である。
ダッシュボードが日本語に対応しており、英語が苦手でも操作しやすい。利息は毎日付与されるので、残高が少しずつ増えていく感覚を日々確認できる。
ロイヤリティティアと利率について
NEXOの利率は、保有するNEXOトークンの比率によって4段階に分かれている。NEXOトークンとは、NEXOプラットフォームが独自に発行する仮想通貨のことだ。資産全体に占めるNEXOトークンの割合が高いほど、上位のティアに分類され、利率も上がる仕組みになっている。
USDTの利率はティアごとにこうなっている。
| ティア | NEXOトークン比率 | フレキシブル(同資産受取) | 最大(定期+NEXOボーナス込み) |
|---|---|---|---|
| ベース | 最大1% | 5.5% | 最大7.5% |
| 銀 | 1〜5% | 6% | 最大8.25% |
| 金 | 5〜10% | 6.5% | 最大9.5% |
| 白金 | 10%以上 | 7.5% | 最大11.5% |
「最大」の数字は定期預金(ロック)+利息をNEXOトークンで受け取る場合に達する上限だ。フレキシブル(いつでも引き出し可能)で同じ通貨で受け取る場合は、ベースで5.5%、白金(プラチナ)で7.5%が基本の利率になる。
NEXOトークンを保有しなければベースティアになるが、それでも5.5%の利回りが得られる。まずトークンなしのベースから始めて、慣れてきたらティアアップを検討するのがいいと思う。
NEXO口座開設の手順
まず口座を作る。以下の手順で進める。
1. 公式サイトにアクセスして登録する
以下の紹介リンクから登録することをオススメします。登録後、30日以内に5,000ドル以上を入金してそのまま30日間維持すると、紹介した側・登録した側の両方に30日間の平均残高の0.5%分のNEXOボーナスが付与されます(最大5,000ドル相当)。お得な特典を活用してはどうでしょうか。
2. メールアドレスとパスワードを入力する
メールアドレスに確認メールが届くので、リンクをクリックして認証を完了する。
3. 本人確認(KYC)を行う
パスポートまたはマイナンバーカードが必要になる。スマートフォンで顔写真を撮影して送信するだけで完結する。審査には数分から数時間かかる場合がある。
4. 二段階認証を設定する
Google AuthenticatorなどのアプリでQRコードを読み取る。資産を守るために必ず設定しておくこと。
USDTをNEXOに送る方法
ここが日本人には少し独特な手順になる。
国内の取引所ではUSDTを直接購入して海外に送金することはできない。そこで私が使っているのが、Bitget(海外の仮想通貨取引所)を中継地点として使うルートだ。
GMOコインでXRPを買う → BitgetにXRPを送金する → BitgetでXRPをUSDTに変換する → BitgetからNEXOにUSDTを送る
Bitgetは海外の取引所で、国内では取り扱いのない多数の銘柄を扱っている。今回はUSDTへの変換ツールとして使う。
Bitgetのアカウントをお持ちでない方は以下から登録できる。招待コードを入力することで特典が受け取れる場合がある。
→ Bitgetに登録する(招待コード:YDNUWWT6)
XRPを経由する理由は、送金が速くて手数料が安いからだ。ビットコインで送るよりはるかにコストが低い。
ステップ1:GMOコインでXRPを購入する
GMOコインの口座でXRPを購入する。NEXOに送りたい金額分だけ用意すればいい。
GMOコインの口座をお持ちでない方は、XRPを取り扱っている国内取引所であれば同じ手順で進められる。GMOコインはこちらから開設できる。→ [GMOコインの口座開設はこちら]
ステップ2:BitgetにXRPを送金する
Bitgetの入金画面でXRPのアドレスとデスティネーションタグを確認し、GMOコインからXRPを送る。デスティネーションタグを入力し忘れると資産が届かなくなる可能性があり、最悪の場合は失う危険性もある。必ず確認してから送金すること。
海外送金に慣れていない方は、いきなり全額を送るのではなく、まず少額(例:10〜20ドル相当)だけ試しに送金して、問題なくBitgetに届くことを確認してから残りの金額を送るようにしてほしい。手順が正しいかどうかを小さなリスクで確かめる習慣は、仮想通貨の送金では特に大切だ。
ステップ3:BitgetでXRPをUSDTに変換する
Bitgetの現物取引画面でXRP/USDTのペアを開き、XRPを売ってUSDTに変換する。
ステップ4:NEXOの入金アドレスを取得する
まずNEXO側でUSDTを受け取るためのアドレスを確認する。
ダッシュボード上部の「資金を追加する」をクリックし、「暗号通貨を追加」を選ぶ。アセット選択画面が開くので、検索窓に「USDT」と入力してテザーを選択する。
すると「転送オプション」という注意画面が表示される。「USDTは複数のブロックチェーンネットワークで利用可能です」という内容で、ネットワークを間違えないよう促す警告だ。内容を確認して「わかった」を押す。
「テザーを受信する」という画面が開き、QRコードと入金アドレスが表示される。ネットワークはデフォルトで「トロンネットワーク」が選択されているので、そのままにしておく。表示されているアドレスをコピーボタンで控えておく。
ステップ5:BitgetからUSDTを送る
次にBitget側で出金の操作をする。
Bitgetの出金画面でUSDTを選択し、ネットワークの選択画面が出たら「TRC-20」を選ぶ。ここが最も重要な点だ。
NEXOで選んだネットワーク(トロン)と、Bitgetで選ぶネットワーク(TRC-20)は同じものを指している。送る側と受け取る側のネットワークが一致していないと、USDTが届かなくなる可能性があり、最悪の場合は資産を失う危険性がある。必ず両側でトロンネットワーク(TRC-20)を選ぶこと。
ネットワークを確認したら、ステップ4でコピーしたNEXOのアドレスを貼り付け、送りたい金額を入力して送金する。通常、数分以内にNEXOのダッシュボードに反映される。
利息が付くまでの仕組み
USDTがNEXOに届くと、特別な設定は何も必要ない。自動的に「貯蓄ウォレット」に入り、利回りが発生する仕組みになっている。
ただし、入金直後はすぐに利息が付くわけではない。最初は「冷却バランス」というクールオフ期間に入り、一時的に利息対象外となる。毎日6:00 UTC(日本時間15:00)以降になると利息対象としてマークされ、同日23:59:59 UTCに残高のスナップショットが取得される。そのスナップショットで利息対象と確認された分が、翌日に支払われる仕組みだ。
つまり入金してから最初の利息が付くまで、タイミングによっては丸1日以上かかることがある。慌てず待てばいい。
ダッシュボードのUSDTの行を押すと、貯蓄ウォレットの内訳(冷却バランス・柔軟な貯蓄・固定期間)を確認できる。入金後に残高がどこにあるか確認したいときはここを見るといい。
つばさの実際の運用
私は5,000ドル以上のUSDTをNEXOのフレキシブルEarnに預けている。ティアはベースのままだ。毎日ダッシュボードを開くと、前日より少しだけ残高が増えている。地味だが、確実だ。
ティアを上げることも考えたことはある。利率が上がるのは魅力的だからだ。ただ、ティアアップにはNEXOトークンの保有が必要で、そのトークン自体が価格変動する。せっかくステーブルコインで安定した利回りを得ようとしているのに、別の仮想通貨の上下動を気にしなければならないのは本末転倒だと感じた。
だから今はベースティアと割り切っている。フレキシブルで5.5%でも、銀行に置いておくよりはるかにいい。
まずはフレキシブルから始めることをおすすめする。いつでも引き出せる安心感があるので、NEXOに慣れるまでの最初の一歩として最適だ。
慣れてきて「向こう数ヶ月は使う予定がない」という資金があれば、3ヶ月間のロック(固定期間)に挑戦してみるのもいい。ロックすることで利回りにボーナスが上乗せされ、フレキシブルより効率よく増やすことができる。引き出せない期間があるぶん、余裕資金であることが前提になるが、それが許容できるなら十分に検討する価値がある。
注意点・リスク
正直に書いておく。
NEXOは海外のプラットフォームであり、日本の金融庁の監督下にはない。万が一プラットフォームに問題が生じた場合、預けた資産が保護される保証はない。
また、利回りは変動する。ティアや市場の状況によって変わるので、常に最新の数字はNEXOの公式サイトで確認してほしい。
私自身は「余裕資金の一部をここに置く」という感覚で使っている。全財産を預けるようなものではない。自分が失っても困らない範囲で運用することが大前提だ。
まとめ
余剰資金があり、USDTという仮想通貨の高利回りに興味を持ったなら、一度挑戦してみてはどうだろうか。
入金ルートは少し手間がかかるが(GMOコイン→Bitget→NEXO)、一度慣れれば大した手順ではない。毎日利息が積み上がる感覚は、やってみないとわからないものがある。5,000ドル以上の余裕資金があるなら、試してみる価値は十分にある。
NEXOに登録する場合は、以下のリンクからどうぞ。

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